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第48回 前橋市民展 「企業メセナ群馬賞」受賞者の紹介


 平成26年1月30日(木)から2月16日(日)まで前橋市民文化会館において前橋市教育委員会主催、前橋市・前橋文化協会共催による第48回前橋市民展覧会が開催されました。
 公益社団法人企業メセナ群馬として「企業メセナ群馬賞」を提供しておりますが、今回3名の方が受賞されました。作品の紹介とご本人からのコメントを掲載します。


 書道部門(新傾向) 戸所 恵子

題名「犀星の詩」 大きさ:タテ5尺 ヨコ2.5尺

〈受賞者のことば〉
 この度は「企業メセナ群馬賞」をいただき、誠にありがとうございました。
 書道を始めたのは、小学校二年生の時。以後、断続的ではありましたが、仮名や漢字の古典などの勉強を続けてまいりました。近年、体調の乱れ等でしばらく筆を持たない時期がありました。
 そんな中、今の先生の自由でのびのびとした作品を目にし、「あんな字を書いてみたい」と一念発起し、弟子入りをさせていただきました。『近代詩文』という分野は、初めてで、とても新鮮でした。
 自分の作品には、いつも満足出来ず、まだまだ勉強・努力の必要性を感じております。今回このような立派な賞をいただいた事は、今後勉強を続けていく上で励みになり、背中を押していただいた様な気が致します。これからも精進していきたいと思います。
 本当にありがとうございました。

 美術部門(工芸) 舘澤 敬子

題名「家族の形」 大きさ:F-10号

〈受賞者のことば〉
 この度は「企業メセナ群馬賞」を受賞する光栄に与りましたことを、心から感謝申し上げます。私が七宝に出会ったのは、前橋に越して来た翌年の公民館主催の講座でした。七宝の美しい色に魅せられて気がつけば30年。その奥の深さに惹きつけられて続けて来ました。嬉しい時も悲しい時も七宝に向き合っている時が、私らしくいられる時でした。以前は花や人物像をモチーフに作品を作っておりましたが、数年前からは自分の思いをテーマに作品作りをしております。今回は家族の絆を形にしてみました。還暦の記念にと出品するようになった市民展ですが、一年一年少しでも成長している作品を作りたいと頑張っています。それは常に自分への挑戦であり、苦しみでもあり、喜びでもあります。

 写真部門(花・動植物) 青柳 愛子

題名「お先にどうぞ」 大きさ:半切

〈受賞者のことば〉
 企業メセナ群馬賞に私の写真を選んで頂き、有り難うございました。とても嬉しく、感謝申し上げます。この写真は、居間から見えるわが家の柿の木で、昨年の12月25日に家の中から写した写真です。光の陰影を出したいので、晴れた早朝に居間のガラス戸を少し開け、カーテンを引き、三脚を立てて、家の中から大好きなメジロが来るのを待ちました。スズメとヒヨドリは頻繁に来ますが、メジロはなかなか来てくれません。出かける時間が近づいて来たので、最後と思い、ファインダーをのぞいたら、なんと、メジロが居ました。嬉しくて、わくわくしながらシャッターを押した写真です。

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