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第63回 連盟展 「企業メセナ群馬賞」受賞者の紹介


 平成26年6月25日(水)から7月2日(水)まで前橋市民文化会館において群馬美術家連盟主催の第38回県民芸術祭参加・第63回連盟展が開催されました。

 公益社団法人企業メセナ群馬として「企業メセナ群馬賞」を提供しておりますが、今年度は次の方々が受賞されました。作品の紹介とご本人からのコメントを掲載します。



 日本画  齋藤 文男

題名「静けさ」 大きさ:F50

〈受賞者のことば〉
 この度「企業メセナ群馬賞」を頂けた事をとても嬉しく思っております。六十歳を過ぎて水墨画を始めましたが、友人に、日本画の先生が近くにいるので一緒に習わないかと誘われて、日本画を始めました。最初の頃の絵の題材は花でしたが、次第に風景画を描きたいと思うようになりました。外出の際はスケッチブックを持ち歩き、良いと思った風景を描いています。今回受賞した私の作品も、そのときにスケッチしたものの一つです。
 今回の受賞作品は、月夜の晩の散歩中に見た榛名山の風景をスケッチしたものを元に描きました。月の光に映し出された榛名山がとてもきれいだったので、山なみを単純化し月夜の風景を強調しました。
 これからも私なりに一生懸命に努力し、見た人が感動するような風景画を描いていきたいと思います。未熟な私を選んでいただき、ありがとうございました。

 洋画  前原 孝司

題名「谷川岳」 大きさ:F50

〈受賞者のことば〉
 この度は、「企業メセナ群馬賞」を頂けた事はとても嬉しく思います。群馬県には、赤城山、榛名山、妙義山、と上毛三山が有り別に谷川岳と名の通った山が有ります。昨年の初雪が降って、四・五日後の赤城高原から見る風景です。谷川岳の天神平と云う所は若い時何回かスキーに行くことも出来、勤めた会社に群馬県山岳会会長がおり、山開に登山について行くことも有りました。登山は夜歩きでしたが、集まった人達事故無く行けたものです。今は絵の題材になっています。伸び伸び描くのは良いのだけれど、字を書く様ではいけない。遠近感を大切にする先生で絵を書きっぱなしではなく見直して見直してといつも言われ悩んで手が出せなくなり出品近くまでになっていました。これからも努力して頑張れる様にしたいと思っています。有り難うございました。

 建築  干川 健太

題名「地域に関わる学生村」 大きさ:パネルA1

〈受賞者のことば〉
 この度は、「企業メセナ群馬賞」を受賞しとても嬉しく思っています。
 この作品は、大学の設計課題でありました。前橋市けやき通りにある敷地に建物を設計しました。この課題では、実際に敷地の周辺を歩き、調査をしてそれをもとに設計を進めていきました。調査結果からこの建物はけやき通りのことを考えながら設計しました。それから図面を書き、模型を作り最後にパネルを仕上げていきました。この作品は調査からできたので、町並みをしっかり見ることができ、いろいろ方向から考えることができていい勉強になりました。
 これからも、勉強や体験、経験をして今後も頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

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