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第64回 連盟展 「企業メセナ群馬賞」受賞者の紹介


 平成27年6月24日(水)から7月1日(水)まで前橋市民文化会館において群馬美術家連盟主催の第39回県民芸術祭参加・第64回連盟展が開催されました。

 公益社団法人企業メセナ群馬として「企業メセナ群馬賞」を提供しておりますが、今年度は次の方々が受賞されました。作品の紹介とご本人からのコメントを掲載します。



 日本画  市田 義男

題名「梅花郷」 大きさ:117×55

〈受賞者のことば〉
 この度は「企業メセナ群馬賞」を頂けた事を誠に嬉しく思っております。
 私が水墨画を習い始めたのが公民館に中国の絵の先生が来て下さるとの事を聞き参加しました。月2回で4カ月間計8回の水墨画の講習が終わってから、今まで学んだ事がむだにならぬように皆様と話し合いをして教室を作って水墨画を習う事にしました。
 今回の作品は先生が中国桂林出身なので、先生の案内で中国桂林福建省、武夷山、広西、チワン族自治区、龍勝棚田、広東省丹霞山、等々を廻った時の景色の一つです。
 日本には中国以上に花、生物、風景など良い物がたくさんございますので、一生懸命描いていきたいと思います。
 誠にありがとうございました。

 洋画  長島 ツギ子

題名「廃虚」 大きさ:F60

〈受賞者のことば〉
 この度は思いがけず「企業メセナ群馬賞」を頂きまして有り難うございました。
 私が絵の世界に入りましたのは子育てが一段落した五十歳過ぎての事でした。手先を動かすことが好きで地元の公民館活動の絵画教室を見学した折、見事な絵を描いている人に出逢いすっかりと・り・こ・になってしまいました。
何の躇もなく入会しましたが、いざ始めてみますと大変でした。パート勤めをしながら月2回の教室通い、退職してから連盟展に出品させていただくようになりました。
 実は「私」長崎県出身です。最近地元長崎県でも明治の建造物の世界遺産登録のニュースを知りまして、以前郷帰りした折、船内より眺めた軍艦島の不思議な光景に魅せられ崩れたままの異様な状態を是非描いてみたいと強く思いました。この絵は島の一部です。メセナ賞を励みに続けていくつもりです。言葉足りませんが御挨拶に代えさせていただきます。

 建築  須田 隆博

題名「借景を望むせがいの家(模型)」 
大きさ:パネルA1

〈受賞者のことば〉
 この度は、初出品でこの様な素晴らしい賞を受賞しとても嬉しく思っております。
 「借景を望むせがいの家」では敷地北側にある竹林を借景に取り込み開放感と快適性を両立させ、外観は群馬の養蚕農家に多く見られる「船竭「り」を用いて地域にしっくりと馴染むように、「集う家」は50歳代夫婦と母親のための終の住処であり、ご近所との交流を大切に家族で又はそれぞれが寛げる、楽しめる空間となるように、「趣味を楽しむ土間の家」では共働き夫婦が趣味や暮らしそのものを楽しみながら快適に住まう工夫をし設計、デザインしました。
 住み手や環境が違えば、住まいも十人十色です。
 これからも、敷地のおかれた環境や魅力を最大限に生かしながら、心豊かに健康的な建築を創っていきたいと思います。ありがとうございました。

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