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第66回　群馬県書道展覧会「企業メセナ群馬賞」受賞者

題名：白雪の

＜選評＞
　水上町から前橋の大川先生の所に勉強に来て頑張っております。
　文字の大きさや墨色等よく出来たと思います。

＜受賞者のことば＞
 この度、「企業メセナ群馬賞」を頂き誠にありがとうございました。
　ご指導頂きました大川清子先生のおかげと感謝しております。また公民館のかなクラブの先輩の皆様の背中をお手本と致しまして、ひたすら筆を走らせました。
　私のかな書道歴は二十年を過ぎましたが群馬県展に出展しましたのは、退職後今年で六回目であります。未熟な私には今回の受賞は非常に感激であり、励みとなりました。
　今回の作品は三行目のポイントとなる「厳にも」の部分に一番時間をかけ、重点として書きました。字の緩急、墨色、かすれ、特に三行目の連綿の続き具合、見えない部分の空白のつながりも注意して、後半は歌の情景、雪景色を思いうかべ、力を抜いて楽しく書きました。
　これからもこの受賞を心の糧とし、かな書道の喜び、魅力を微力ながら一人でも多くの方々にお伝え出来たらと思っております。