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第50回 前橋市民展 「企業メセナ群馬賞」受賞者の紹介


 平成28年1月28日(木)から3月1日(火)までアーツ前橋において前橋市教育委員会主催、前橋市・前橋文化協会共催による第50回記念前橋市民展覧会が開催されました。
 公益社団法人企業メセナ群馬として「企業メセナ群馬賞」を提供しておりますが、今回3名の方が受賞されました。作品の紹介とご本人からのコメントを掲載します。


 書道部門(新傾向)田部井 由美

題名「実朝歌」

〈受賞者のことば〉
 ご本人の希望で寄稿がありませんでした。

 美術部門(洋画)小菅 靖夫

題名「ワンショットバー」
大きさ:F30号

〈受賞者のことば〉
 この度は、「企業メセナ群馬賞」を賜り光栄に存じます。
 この絵は「前橋街中風景を散策した折に目に止まった風景です。それを「ニューヨーク」の下町風にしてみました。
 建物の角度を変えて奥行きを出すのと、裏ぶれた色合いを出してみました。全体に暗い画面に「オートバイ」を入れる事により親しみ易くしました。未だこのお店に入った事はありません。こんどこの店でゆっくりと美酒に浸りたいと思っています。

 写真部門(スナップ・人物)木暮 知枝

題名「旅人陣中」
大きさ:半切

〈受賞者のことば〉
 この度は、企業メセナ群馬賞を頂き誠にありがとうございました。大変光栄に思います。
 作品「旅人陣中」は、埼玉県川越市の江戸情緒たっぷりな町並みにカメラクラブで撮影に行きました。この日は、12月と寒い季節でしたが天候に恵まれ歩きやすい一日でした。いつも通り撮影スポットを見つけながら歩いていると日の差し込むショーウインドーから狐が「いらっしゃい」とばかりに微笑みかけているように感じました。そこで躊躇なくシャッターを切りました。構図としては、狐の面を手前に置き、ウインドーに映りこんでいた江戸情緒ある建物と晴れ渡る空を入れ川越の雰囲気をだすようにしました。出来上がった写真を見てみると狐とおかめの面の優しい表情と町並みが映りこんでいて自分として気に入った一枚になりました。
 川越と狐のいわれが気になり調べてみると、江戸時代に雨が降らず田畑が干し上がり飢餓状態になっているときに神通力のある天狐面(てんこ)が助けてくれたそうです。それからは農業の神、子宝の神、健康の神として崇められているようです。この写真は、川越を守っている狐の力の働いた一枚の気がしています。ありがとうございました。

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