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第68回 群馬県美術展覧会 「企業メセナ群馬賞」受賞者

 平成29年11月23日(木)から12月2日(土)まで群馬県立近代美術館にて第68回群馬県美術展覧会(略称:県展)が開催されました。総搬入点数651点の中から公益社団法人企業メセナ群馬が「企業メセナ群馬賞」を4部門にわたり贈呈することで、本年度も次の方々が受賞されました。
 このようなことで美術愛好者が励みを持って芸術文化の向上に努めていただくことと、企業のメセナ活動について啓蒙をはかり理解を深めていただくことを期待いたします。
 また、受賞作品の紹介と併せて受賞者の方々から「受賞者のことば」が寄せられましたのでお知らせします。


 第一部 日本画  高井 純子


題 名:「雪の朝」
大きさ:30号

<受賞者のことば>
 このたびは「企業メセナ群馬賞」をいただき大変嬉しく、また評価していただいた事に感謝しております。春も近い日、寒のもどりの雪景色を描きました。数年前に描いた赤城山の栗古木の様子を見たいと思い出掛けました。どんよりした空からひとすじの光があたり、静かに雪をまとって、毅然とたたずむ栗古木群に心うたれました。雪の色彩は難しくいろいろと気をもみながら描きあげました。この受賞を励みにいっそうの努力をしてまいるつもりです。ありがとうございました。



 第二部 洋画  大川 伸夫


題 名:浅き春
大きさ:P30号

<受賞者のことば>
 この度は「企業メセナ群馬賞」を頂き、ありがとうございます。これは近所のトレッキングコースのある公園の、散歩道で見つけた風景です。伐採され横たわっている朽木、その中から芽吹こうとしている物、少し葉をつけた物が見られます。そんな色数の少ない早春というモチーフを、造形の基本(私はそう思っているのですが)であるデッサンで表現しようと思い描き上げた一枚です。着彩画はパステルを使っています。このまま自分らしくデッサンを生かした絵を描き進めて行くつもりです。このたびはたいへんありがとうございました。



 第三部 彫刻  羽鳥 真早雄


題 名:「命の灯火」
大きさ:18×40×60cm

<受賞者のことば>
 この度は「企業メセナ群馬賞」を頂きありがとうございます。受賞をしまして、大変嬉しく思っております。
 この作品は「命の儚さ」をテーマに制作をしました。命というものはこの世に生まれるその瞬間までどうなるか分からず、灯る命があれば消えゆく命もあります。
 これからも引き続き制作に打ち込んで参りたいと思います。



 第四部 工芸  飯塚 俊代


題 名:慈しみの日々
大きさ:P50号

<受賞者のことば>
 過去を生きた亡き人たちの日々、
 今を生きている人たちの日々、
 未来を生きてゆく人たちの日々、
 その心の深さにあるものは……。

 日常の暮らしの中で、感動をキャッチして、それを表現する事は、難しい。
 絞り染と日本刺繍での作品です。
 賞をいただき、感謝致します。
 これからも何かを感じていただける作品を、美を求めて、創ってゆきたいと思っております。


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