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第53回 前橋市民展 「企業メセナ群馬賞」受賞者の紹介


 平成31年2月28日(木)から3月17日(日)まで昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)において前橋市教育委員会主催、前橋市・前橋文化協会共催による第53回前橋市民展覧会が開催されました。
 公益社団法人企業メセナ群馬として「企業メセナ群馬賞」を提供しておりますが、今回3名の方が受賞されました。作品の紹介とご本人からのコメントを掲載します。


写真部門(スナップ・人物) 反町 雅也

題名「吉日」
大きさ:半切


〈受賞者のことば〉
 ご都合により省略しました。

美術部門(日本画) 堀口 武子

題名「芹畑の案山子」

〈受賞者のことば〉
 第53回市民展における「企業メセナ群馬賞」を受賞しとても嬉しく思いました。関係者の方々に心よりお礼申し上げます。
 この作品の作成に当たり、冬の田んぼのせりの根を鳥が啄いばんでしまうので、鳥よけの為に案山子を立てる事を知りました。それをきっかけに子供の頃あっちこっちの田んぼや畑にいっぱいの案山子を立てていた事を想い出しその情景を画いてみました。子供の頃の私には鳥や獣を威す為の人形だとは認識も無く、実りの時季になると田んぼや畑に、おかしなおじさんの案山子やかっぽう着のお母さんの案山子をみんなで見に行くのが楽しみでした。一筆ごとに懐しい心が蘇りました。
 絵を描くことにより社会とも強くかかわりを持てる事も張り合いとなっています。これからも心に残る作品を画き続けたいと思います。

書道部門(新傾向) 宮川 由紀子

題名「晶子のうた」

〈受賞者のことば〉
 この度は書「与謝野晶子のうた」を「企業メセナ群馬賞」に選んで頂き、驚きと共に大変嬉しく光栄に思っております。まだ十年足らずの勉強ですが竹内照代先生の御指導のもとお仲間達と楽しく充実した時間を過ごさせて頂いております。何枚練習しても満足というのはありませんが一字一字気持ちを込めた作品が出来たらいいなといつも思っております。まだまだ未熟な私ですがこの受賞を励みにこれからも精進して参りたいと思っております。本当に有り難うございました。

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